教育学とは・・・?      



「教育学」と聞いて、皆さんはどのようなことを思い浮かべますか?
何となく、「教育」について学ぶことだとは思うけれども・・・・よくわからない、
という人が、ほとんどなのではないのでしょうか?


確かに、「教育学」とは、「教育について学ぶ」ことに違いはありません。
しかし、単に「教育を学ぶ」とは言っても、さまざまな内容があり、さまざまなアプローチができます。
過去から現在にかけての歴史という視点から「教育」を考えることも出来れば、
皆さんが、引越しなどをして、違う土地で学んでも、同じ学力を保障することが出来る「指導要領」について考えたり、
いじめ、不登校、虐待、学力問題(学力低下)、発達障害、などの問題について考えることも出来ます。
地域の子育てや学校経営、教育行政について学ぶこともできます。

「教育学」の目指す目標は、
「子どもを守り、育てるために私たちはどうしたら良いのか」であり、
「子どもたちの教育をより良くするための学問」なのです。

そういう大きな目標に向けて、
教育学をもう少し細かいカテゴリーに分けてみると、次のようになります。


☆★教育史:子どもたちの教育は、歴史的にどのようになされてきたのか、教育についての考え方がどのように変わってきたのか?

☆★教育哲学:子どもを守るというけれども、「守る」とはそもそもどういうことなのか、そして、そもそも「子ども」とはどういう存在なのか?

☆★教育制度(行政)論:家庭、学校、教育行政はどのようにして子どもが過ごしやすい環境をつくることができるのか?

☆★学校・学級経営論:子どもが勉強しやすく、楽しく過ごせる学校や学級をどうやってつくることができるのか?

☆★教育方法論:子どもに分かりやすく楽しい授業をどうやってつくることができるのか?

☆★人権教育論:子どもの人権をどのように守り、そして、子ども自身にも人権を大切にできる考え方や集団をどうつくっていくのか?

☆★社会教育論:学校以外の公民館、博物館、美術館、少年の家などの社会教育機関での教育をどう進めたらよいのか?

☆★教育社会学:教育のあり方そのものを社会の中で捉えなおし、さまざまな問題をどう解決したらよいのか?

ということを調査したり、いろいろな文献で研究します。
実際に学校や地域に行って、子どもたちやさまざまな人と関わりながら、研究を進めていきます。


つまり、教育学選修の学生は、子どもを守り、育てるために
私たちはどうすればよいのかを広く学習・研究・実践するのです。